受験の王様
英語耳になるために必要なのは”英語舌”?!

はい、どもども!今日も今日とて英語講義、頑張っていきますよー!

残り3回分で、英語耳の革命講義も終わってしまうのですが、残りの3回、マジで超絶大事になってきます。そして今回の『tdn英語舌』の講義は、マジでなんなら『英語がうまく聞き取れない問題』のほとんどの諸悪の根源だったりする問題です。

今回の講義、実際に、舌を意識して発音をしていったりと『ただ読むだけ』ではなくて、『ちゃんと意識して実践』するベースで受けていってください!

英語が速すぎて聞こえない
この原因がtdnだって話
マジで死ぬほど重要!

それでは、今日の講義も気合いマックスでやり切っていきますよー!

英語が聞き取れない理由
それは”英語舌”にあり?!

受験の王様
英語耳を手に入れたい場合、舌を意識することが必須なのだ!

さてさて、今回はtdnの英語舌ってテーマで書いていくのですが、『tdnの舌』ってなんやねんって状態だと思いますが、安心してください。順を追って説明していきます。

英語が
速すぎて聞き取れん

こんな経験、誰しもがしたことあるはずです。英語の洋画を見ていても、EE30の課題をやっていても、学校のリスニング教材をやっていても、模試の試験を受けていても、『英語の音声が速すぎて何言ってるかわからん』って問題、何回もあるはずです。

EE30の生徒のみんななら、もうここまで真面目に頑張ってきているならわかるかもですが、英語が聞き取れない原因の1つとして『英語がつながって速く発音される』って事実は、英語耳の絶対ルールも聞いている中でわかっているはずです。

結局、英語で聞き取れないものの多くは、『1つ1つぶつ切りではなくて、繋がって速く発音されているもの』なのかなと思います。

そして、実際にリスニングのテストの結果や、生徒たちがどんな間違いをしているのかを研究していった結果、大体が『tdnの音』だなと判明したんです。

聞き取れない
英単語の末尾が
『t/d/nのどれか』
このケースが超多い!

tもdもnも発音する時に『舌を細くして上の歯茎につける』のですが、この『英語の舌の動き』をする場合、みんな大好き(?)な『リエゾン』さんが発動していくんです。

tdnの舌の動き
英語舌を攻略すると
英語はどんどん聞き取れる

生徒
I read a book『a』が聞き取れなかった…

結構、多くの生徒が『英語の冠詞』で苦戦して「aが聞き取れなかった」と報告をしてくれます。この時に多くの生徒は

英語が正確に
聞き取れなかった原因
冠詞の『a』だと勘違い…

だが、しかし、But!

I read a bookという文章の「冠詞のa」が聞き取れなかった原因は冠詞の『a』ではなくて『直前のd』の音だったりするのが事実です。

受験の王様
リエゾンが発動して聞き取れなくなっておるのだ!

readの末尾の『d』は、発音をする時に『舌先を細くして上の歯茎につける』動きをするんですね。するとその結果、後ろの『a』とくっつくんです。そっちの方が舌の位置的にも発音がスムーズになるからですね。

【英語耳の絶対ルール28】
英語耳になるためには
”英語舌”を手に入れろ!

受験の王様
モノマネ音読をする時も、舌の動きを意識せよ!

今回、みんなに頭に叩き込んでほしいこととしては『末尾がtdnの英単語』の時の舌の動きです。今後、『末尾がtdnの英単語』を発音する時は、自分の舌の動きを意識して発音をしてみてください。それの繰り返しで、英語の速い発音のリズムにもどんどん対応できるようになるので。

日本語を発音する時と、
英語の発音する時では
『舌の動き』が全然違う。

日本語の単語を発音する時に、舌を歯茎にあてたりするような『舌の動き』はほとんどの場合していかないです。しかし、英語では、舌を前に動かしたり、後ろに引っ込めたり、丸めたりなどなど、舌をたくさん動かすんですね!

英語の発音を上達させて、英語耳を手に入れるためには、「英語舌」を意識して毎日音読することが大事になります。舌の筋トレをするイメージですね!

【英語耳の絶対ルール】
末尾がtdnの英単語
❶舌先を細くして上の歯茎につける
❷7個の頻出パターンを攻略せよ!

英語舌tdnの頻出パターン
→7つのパターンの具体的な説明は後述

  1. tdn+母音
    →子音と母音は繋がる性質から超頻出
  2. tdn+tdn
    →どちらも『tdn』と舌の位置が同じことから、前の音が消えるパターン
  3. n+t
    →nで終わった単語とtで始まるパターンです。舌の位置が同じなので”tの音”が消えてしまう!
  4. tdn+pbm
    →”pbm”で始まる単語は、唇を閉じる
    →その結果、前の”tdn”の音は潰れて消える
  5. tdn+th
    →”tdn”で舌先を上の歯茎に付けていることで、”th”の発音で舌を噛めなくなる
  6. td+s
    →”td”で舌先が上の歯茎についた状態で、”S”の息が出ることで”ツ”という音になる
  7. t+ʃ(息だけで「シュ」)の音
    →”t”の後に”ʃ”の音が続くと、[tʃ(チ)]の音に変化する

上記の7つの英語舌の頻出パターンを掴んていきましょう!沢山あって大変だと思うし、最初は1個1個意識していかないといけないけど、毎回毎回意識して発音をしていくことで『自然な英語の発音方法を習得』して、意識しなくても正しい発音がわかるようになっていきます!その時まで頑張れ!

tdnの英語舌の7パターン
具体的な例でも確認開始!

受験の王様
1つ1つ丁寧に見ていくぞ!

7個のtdnが関係する英語舌のパターンを先ほどまとめて紹介したけど、これだけだとイメージがわかないと思うのでそれぞれのパターンをより詳しく具体的な文章を使って確認していきましょう!

❶tdn+母音

受験の王様
母音と子音はくっつきがちなのだ!

子供は、お母さんと一緒にいたがりますよね?それと同じで『子音は母音とくっつきがち』なことを覚えておいてください!

“tdn”の発音をする時って『舌先を細くして上の歯茎につける』発音になります、そして、その次に来る単語が『母音』から始まる場合は、音が繋がっていきます。

I did it.
dで終わる+i母音始まり
繋げて発音する!

アイディドゥイットではなくて『アイディディッ(ト)』というイメージになります!

❷tdn+tdn

tdnを2連続で来ると、同じ舌の動きを2回することになるので、前の音が聞こえなくなります。

want to
tで終わる+tで始まる
2回舌をつけるではなくて
前の音が消える

want to とかはもうめちゃくちゃ使う表現だけど、これがどんどん速くなってくと『wannaワァナ』に変わっていったりもしますwantto→tで始まりtで終わる→前の音が消える→速く発音されると、wannaに変化していく!

❸n+t

nとtが隣り合った時、”n”の音は残って、”t”の音は消えていきます。

center
センターではなくて
セナーのイメージ

センターとカタカナ英語で発音するのではなくて『セナー』というイメージで発音をしてみると、一気にネイティブっぽくなることがわかるはずです!

❹tdn+pbm

p/b/mで始まる英単語がtdnで終わる英単語とセットになると、前の”tdn”が消えていきます。

次の文章講義で詳細を解説していきますが『pbmから始まる単語』を発音する時は、『下唇を内側に巻き込み』をします。

滑らかに発音をしようとすると、tdnで発音する英語舌とpbmを発音するときの唇の動きから、“tdn”の音が消えていくんですね。

meet meを例に考えていきましょう!

meetはtで終わっていて、meはmで始まります。このパターンが適用されますね!この場合は『ミート+ミー』と分けて発音ではなくて『ミーッミー』と蝉の鳴き声みたいになります笑

❺tdn+th

このパターンも結構、聞き取れないあるあるなヤツです。

『th』から始まる単語は、以下の写真のように、口の中から舌を出します。そして、上下の前歯で舌先を挟む程度で、 前歯で舌先を挟んだ状態で「スー」っと息を吐きます。

上記のように”th”から始まる単語は発音をしていくのですが、”tdn”から始まる単語は「舌先を上の歯茎に当てる」という動きをしているため、”th”で舌を前に出して挟む(軽く噛むイメージ)ことができません。

その結果、どうなるかというと、例えば 『and then』 のような場合『アンド+ゼン』ではなくて『アンネン』という発音のイメージになっていきます。

❻td+s

I need some moneyという例文で考えていきましょう。

needという単語は『d』で終わっていて、someという単語は『s』で始まっていますね。この場合、どんなことが起こるかというと、sという単語を発音する場合には『息』が出ます。sは息を出す音なのです。

need some→「ニード+サム」ではなくて『ニーツァム』のイメージに変わります。

❼t+ʃ(息だけで「シュ」)の音

そして最後にʃの音とセットになるパターンを見ていきます。

ʃの音
→シュッと息を吐く

このʃから始まる単語が、”tdn”で終わる単語の後ろにくると、『舌先を上の歯茎に当てた状態でʃ(シュッ)と息を吐く』結果…

t+ʃ
チの音に!

What shall we do?
×ワット シャル 〜〜
⚪︎ワッチャウ~~

『どうやって発音してる?』
普段から意識してモノマネGO!

受験の王様
tdnの英語舌に関係するもの、恐るべし!

今回は結構ボリュームも多くて、大変だったと思うけど、この“tdn”の音をちゃんと攻略するのは、英語でリスニングうまく聞き取る上では本当に超絶大事になってくることだから、頑張って何度も何度も復習していこう!

英語が速くて聞き取れない
そんな時はこの講義の
パターンに当てはまらないか
復習して攻略していこう!

結構の確率で今回の話に関係することが原因で聞き取れていないってことがあると思う。

もし、違うパターンの場合でも、ちゃんと『なぜこの発音になるのか』を『英語舌』の観点からも考えていけると最高でございます!

普段からコレって
どうやって発音するのかな?

この思考でリスニングの音声を聞いたり、ディクテーションしたり、復習をしていたりするだけでも、本当に未来大きな差になってくるからね!

今日は本当にボリューム多かったと思うけど、よくここまで頑張ったぞ!お疲れ様!何度も復習をして頑張ってやっていこな!